大学職員のメリットを思いつく限り「18個」挙げてみた
【2022年8月5日更新】
ブログをご覧いただきありがとうございます、現役大学職員のさのMIXです。
今日は大学職員のメリットを思いつく限り挙げていきます。
なんでかって?
そりゃこのブログを見ているあなたなら興味あると思ったからです。
「大学業界は斜陽産業だからダメ」
「大学は怖い教員が多いからダメ」
そんな声がネット上にはゴロゴロ転がっています。
もちろん、これらの声は嘘ではないかもしれません。
でも、良い面がたくさんあるのも事実。
私がこうして日々楽しく過ごせているのも、大学職員という職業のおかげ。
だから、大学職員に興味を持ってくれたあなたに伝えたいのです。
大学職員めっちゃ楽しいよ!ってことを。
大学職員のホワイトさを思う存分感じてください。
では、Let's feel !!
※個人の主観を含みます。また、状況は大学や部署により異なります。
1.仕事環境が超快適!
労働環境はとても良いと私は思います。さっそくご紹介していきます!
①定時で帰れる
基本定時で帰ります。18時には事務所に誰もいない…なんてこともよくあります。
②仕事のゴールが明確
毎年、ほぼ同じ流れ・内容で業務を進めるので、「何を行えばよいか」が明確で、仕事がやりやすいです。
③仕事量が少ない
残業をすれば、大学は残業代を払わねばなりません。残業代は通常の時給よりも高いです。払いたくありません。ですが、残業させているのに給料を支払わないのは、だめですよね。
(一部のブラック企業ではだめではありませんが笑)
そこそこの大手大学では残業代未払いで訴えられるとリスクが高すぎる。よほどお金に困っている大学か、変な部署でない限りないです。
そこで、大学はたくさんの派遣さんを雇っています。忙しい時期は派遣さんがいてくださり、業務量の調整がされるため、仕事量が少ないのです。
④ノルマがない
厳密には、目標はあります。けれど、多くの場合は民間企業ほど厳しいものではないです。具体的な数値目標であることは少ないので、プレッシャーを感じずにのびのびと仕事に取り組めます。
⑤締切に追われることがない
これも厳密には、繁忙期にはたまに締切に追われることはあります。ただ、厳しい締切はほぼないため、のびのびと仕事に取り組めます。
⑥職場が殺伐とした雰囲気にならない
「ノルマがない」「締切に追われることがない」ことで職員はのびのび仕事ができます。大手民間で目標や締切が厳しいところだと、目標未達のときや締切に間に合わなかったときは超殺伐とした雰囲気になりますが、大学ではそのようなことはめったにありません。
⑦謝る回数が少なくて精神面で楽
「ノルマがない」「締切に追われることがない」ことに関連しますが、「目標未達で申し訳ありません!」「締切に間に合わず申し訳ございません!」なんてことがないので、謝ることが少ないです。謝ることって、けっこう精神的にボディブローのように効いてきますので、これはありがたいです。
⑧サービスの対象に変な人が少ない
BtoC事業であれBtoB事業であれ、サービスの対象は不特定多数です。BtoC事業だと、時にかなり理不尽な顧客の対応を行うことがありますし、BtoB事業でも、取引先に変なオジサンがいることもあります。
ところが大学職員は基本的には、学生さんと教授中心に接するため変な人は少ないです。これはけっこうありがたいなあと思っています。まぁ…大学や部署によるとは思いますが汗
⑨産休がとれる雰囲気
「目標がほぼない」「締切に追われる時期が限定される」ため、産休を純粋にお祝いして送り出すことができます。
2.安定している!
大学はなんといっても安定感がすごいです。さっそく見ていきましょう。
⑩余程の大学でない限りつぶれない
つぶれないです、基本。
「大学業界は再編が進んでいてつぶれる可能性が高い」などと言われていますが、倒産した大学は数えられるほどだと思います。
(念のため調べてみましたが、2000年以降で倒産した大学は調べた時点では14校でした。今後増えるとは思いますが…)
もちろん、少子化に伴い今後厳しい状況になっていくことは間違いないので、いざという時に切られないように日々スキルUPを意識して取り組む必要はあるなあと感じています。
⑪収入が安定している
民間企業だと、企業や個人の業績でボーナスに差が出たり、給与制度の改訂で収入が上下することがありますが、大学ではそのようなことはほぼありません。
⑫全国転勤ではない
一部、全国展開している大学もありますが、基本はどこかの都道府県から出ることはまずありません。国立大学ですと出向で遠方で勤務することもありますが、だいたいは3年間で異動となり元の大学に戻ることができます。
3.生活プランが立てやすい!
収入が安定していることと関連しますが、収入額が見通しやすいのでいろいろ計画を立てやすいです。
⑬早い時期に家を思い切って買える
全国転勤ではないことと関連しますが、生活する場所が変わらないので、早い時期からマイホーム購入を検討できます。早めにマイホームを購入できれば、どこかへ消えていく何万円ものマンション代をずっと払わなくてもいいというのはいいですね。
⑭子供が転校しなくて済む
全国転勤ではないことと関連しますが、引っ越しすることがほぼないため、子供が転校をしなくて済みます。もちろん、転校して新しい友達と仲良くなる経験も大切だと思いますが、子供の気持ちを考えるとあまり転校はさせたくないなあと思ったり。
⑮愛する奥さんと毎日たくさん会話できる(※メリットかどうかは人による)
定時に帰れるので奥さんとたくさん会話したり、こうしてブログを書く時間的余裕があります。
…うん。一応入れました(震え声)
4.スキルアップできる!
大学職員って何かスキルが身につくの?
もし転職するとなったら厳しいんじゃない?
と疑問に思いますよね。
あれ、思いませんか?私は超心配していました(笑)
しかし、案外そうでもない。
案外こんなスキル身につきそう!というものが見えてきましたので紹介します。
ちなみに上記の画像の外国のかたはスキルUPしすぎてフォースをまとえるようになった設定です。加工がヘタなだけでは決して。
⑯英語スキルUP
大学は国際化への対応を進めています。書類が英語併記になったり。留学生も増えてきています。海外の大学と交流したり、海外の組織と連携することもあったり。
何かと英語のメールが飛び交っていますので、自然と英語スキルがUPしていきます。あるいは、業務につながるし英語を勉強しとこうかな…という気持ちになりやすいです。英語研修が受けられるところもあるようです。
⑰プログラミングの基礎スキルUP
大学も時代に対応して、様々なアプリを開発しています。また、ホームページに情報を掲載するor改訂するなど、ホームページ制作会社とやりとりするならHTMLやCSSの勉強が必要(必要と思わない人もいるかもしれませんが笑)ですし、自然とプログラミングの基礎力がつく業務も多いのではないかと感じています。
⑱社会の仕組みが理解できる
大学生は就職をします。教授は研究費獲得のために政府機関や企業等とやりとりをします。留学生は入国審査を受けたり日本滞在に必要な手続きがあります。当然、事務面のフォローをする大学職員はこれらの業務に関わるため、民間企業や企業や政府期間とやりとりします。そのため、社会の仕組みを勉強しながら業務ができ、日々、程よく刺激を受けつつ社会への知見を深めることができます。
おわりに
いかがでしょうか?
大学職員を目指すか迷っている方々の決断に少しでも役立てたら幸いです^^
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