働き方改革の次にくるのはコレ!1分で分かる「リカレント教育」
こんにちは、さのMIXです。
「働き方改革のニュースが日々流れてきますね。」
「そうですね!社会人で定時で帰れる人が増えたら、今後は、リカレント教育が進むかもしれませんね!」
みたいな会話がされていたりいなかったりするこの頃ですが、
このリカレント教育って何なのでしょうか?
簡単にまとめました。
1_リカレント教育とは
社会人を対象とした教育のことです。
英語でいうと"Recurrent Education"です。
"Recurrent"には「再発」という意味があり、直訳すると「再発教育」ですね。
2_理解のポイント
寿命が世界的に伸びる中、OECD(経済協力開発機構)により「一生学ぼうぜ!」という提案がされました。それが、「リカレント教育」です。
リカレント教育の背景を理解しやすくなるキーワードは
①これまでの日本では実施率が低い
②働き方改革で社会人の時間がとれる(予定)
だということです。
①について。文部科学省が平成30年に「リカレント教育の拡充にむけて」という資料を作成しています。下記です。
▼リカレント教育の拡充にむけて / 文部科学省 (平成30年7月31日)
この中で、リカレント教育の課題として、
・プログラムの総数が少ない
ことを挙げているなど、これまで日本ではリカレント教育があまり盛んではありませんでした。
「ただでさえ残業だらけで忙しいのに、終業後に大学に学びになんか行くもんかい!泣」
というところですかね(笑)
これまで、日本では「リカレント教育」があまり実施されず、文部科学省は課題を感じている。ということがひとつポイントです。
②について。働き方改革が近年アツイですね。この改革が上手くいくかどうかはともかく、予定では「社会人は定時で帰る!」ことになっています。
でも、これまで夜遅くまで働いていたのに、急に定時で帰って何をすればいいのでしょうか?
そう、リカレント教育ですね(笑)
働き方改革が成功した後、次にくる予定なのが「リカレント教育」なわけです。
そこにむけて文部科学省も資料を整えているということですね。
MOOC(大規模公開オンライン講座)など、ネット上で学べる機会が増えてきているので、あとはほんとに定時で帰ることさえできればリカレント教育を実施する環境が整います。
働き方改革が上手くいかなければ、リカレント教育も上手くいかないし、その他多くの施策も回らない…国が本気で推進しているのも理解できますね。。
以上、簡単にリカレント教育について紹介しました^^