現役大学職員さのMIX's CAFE

100人以上の教育業界・大学職員志望のOB訪問を受けた現役大学職員による、まるでカフェでOB訪問しているようにお話するブログです。

リーダー、書記、タイムキーパー役?大学職員になるにはグループディスカッションでどの役割を選べばいい?

大学職員のグループディスカッションを通過するには、

リーダー、書記、タイムキーパー役どの役を選ぶのが有利なのでしょうか?

 

いち早く結論のみ知りたいかたは、【結論】と【事実】だけ読めば分かるように書きます。

また、その後の【所感】では、補足や感想を書いています。

 

【結論】

リーダー役

 

【事実】

・私はリーダー役だった

・同期で話を聞いた数人は全員リーダー役

 

 

【所感】

 事実うんぬんがなくても、「大学職員とはどのような職業か」を考えれば、リーダー役が受かることは明白です。

 

大学職員は「学生や研究者の力を最大限引き出すこと」が仕事だと思います。

東京大学の総長も

 

 大学の価値創造の源泉である学生や研究者です。そして、彼ら彼女らの力を最大限に引き出すために、プロフェッショナルとしての大学職員の力がますます重要になっています。

出典:総長挨拶 | 東京大学職員採用情報

 

とおっしゃっているように、様々な人材に興味を持ち、その人材の力を最大限生かすことが大学職員としての大きな役割だと思います。

 

 当然、大学の人事部は「学生や研究者の力を最大限引き出すこと」ができる人材かどうか見極めようとします。

 グループディスカッションにおいて、どの役割で成果を上げると「学生や研究者の力を最大限引き出すことができる人材」だとアピールできるでしょうか?

 

リーダー役ですね。

 

書記、タイムキーパー役へ適切な指示をする、優秀なアイディアがあるのに積極的に話せない人に発言の機会を与えるなど、リーダー役は「人の力を最大限引き出す」チャンスが多々ある役割です。

 

下記はイメージ図です。 

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事実、私もグループディスカッション選考ではリーダー役でした。

同期で話を聞いた数人もリーダー役です。

 

 

もちろん、書記やタイムキーパーでしっかりと役割を果たすことができれば受かる人もいるとは思いますし、大学によっては別の人材を探している場合もあります。

 

しかし、以上の理由から、

どの役割を選べばよいの?

と迷っている人は、「リーダー役」を選ぶのがおすすめできるでしょう。